土佐弁勉強の一環として、陸奥守吉行さんから来た手紙を標準語に変えてみました。
※ネタバレあり
それでは、ひとつずつ見ていきます。
ピンクが土佐弁、ブルーがそれ以外です。
・(し/書い)ちょる⇒(し/書い)ている
・わし⇒俺
・じゃ⇒だ
・けんど⇒けれど
・ぜよ⇒よ
・(ある)っちゅう⇒(ある)という
・しちょる⇒している
・わし⇒俺
・じゃ⇒だ
・じゃき⇒だから(じゃ+き⇒だ+から)
・ぜよ⇒よ
・(壁)っちゅう⇒(壁)という
・ぜよ⇒よ
・思うちょらん⇒思っていない
・じゃ⇒だ
・やき⇒だから(や+き⇒だ+から) ※文脈的には「がやき(=のだから)」または「き(=から)」?
・死ぬる⇒死ぬ
・わし⇒俺
・しとおせ⇒してくれ
・酔漢⇒酔っぱらい
・いききた⇒※よさこい龍馬や土佐弁sweet文章変換で「帰ってきた」を変換すると「いききた」になるので、文脈的にも「帰ってきた」になるのかも?
※ネタバレあり
一通目
主へ
元気しちょるか? わしは、旅の道すがら、この手紙を書いちょる。
刀の時代の終わりを見て、その限界を日頃語ってきたわしが、
刀としてより強く、でっかい男になろうというのはおかしな話じゃろうか。
けんど、今、主が相対している戦いは、刀剣でなければ通用せん戦いじゃ。
なら、わしも再び刀としての自分を見つめなおす必要があるっちゅうことじゃな。
またそのうち手紙を書くぜよ。
———刀剣乱舞-ONLINE-より引用
主へ 元気にしているか? 俺は、旅の道すがら、この手紙を書いている。 刀の時代の終わりを見て、その限界を日頃語ってきた俺が、 刀としてより強く、でっかい男になろうというのはおかしな話だろうか。 けれど、今、主が相対している戦いは、刀剣でなければ通用しない戦いだ。 なら、俺も再び刀としての自分を見つめなおす必要があるということだな。 またそのうち手紙を書くよ。 |
二通目
主へ
元気しちょるか? わしは今、土佐じゃ。
わしは土佐の刀じゃき、向かうべき場所はここしかなかったんじゃ。
そして、あいつと話をする必要があると思ったんじゃ。
元の主である、坂本龍馬とな。
わしを形作るのは龍馬に対する人々の思いが占める部分が大きい。
限界を越えようとすれば、必ずぶち当たる壁っちゅうことじゃ。
まあ、うまいことやってくるぜよ。
———刀剣乱舞-ONLINE-より引用
主へ 元気にしているか? 俺は今、土佐だ。 俺は土佐の刀だから、向かうべき場所はここしかなかったんだ。 そして、あいつと話をする必要があると思ったんだ。 元の主である、坂本龍馬とな。 俺を形作るのは龍馬に対する人々の思いが占める部分が大きい。 限界を越えようとすれば、必ずぶち当たる壁ということだ。 まあ、うまいことやってくるよ。 |
三通目
主へ
龍馬と、話をしてきたぜよ。
向こうは、呑み屋で出くわした通りすがりの酔漢としか思うちょらんじゃろうけどな。
結局のところ、新しい道具も、古い道具も、使い方次第じゃ。
新しいからといって万能ではないやき、龍馬はこの後、銃で身を守れず死ぬる。
じゃが、新しいものがあることを知らず、
古いものだけを使い続ければそれは選択肢を狭めるだけじゃ。
わしは、次の時代を見据えつつ、そのために戦う刀になるぜよ。
見違えていききたわしを楽しみにしとおせ。
———刀剣乱舞-ONLINE-より引用
主へ 龍馬と、話をしてきたよ。 向こうは、呑み屋で出くわした通りすがりの酔っぱらいとしか思っていないだろうけどな。 結局のところ、新しい道具も、古い道具も、使い方次第だ。 新しいからといって万能ではないのだから、龍馬はこの後、銃で身を守れず死ぬ。 だが、新しいものがあることを知らず、 古いものだけを使い続ければそれは選択肢を狭めるだけだ。 俺は、次の時代を見据えつつ、そのために戦う刀になるよ。 見違えて帰ってきた俺を楽しみにしてくれ。 |
それでは、ひとつずつ見ていきます。
ピンクが土佐弁、ブルーがそれ以外です。
主へ 元気しちょるか? わしは、旅の道すがら、この手紙を書いちょる。 刀の時代の終わりを見て、その限界を日頃語ってきたわしが、 刀としてより強く、でっかい男になろうというのはおかしな話じゃろうか。 けんど、今、主が相対している戦いは、刀剣でなければ通用せん戦いじゃ。 なら、わしも再び刀としての自分を見つめなおす必要があるっちゅうことじゃな。 またそのうち手紙を書くぜよ。 |
・わし⇒俺
・じゃ⇒だ
・けんど⇒けれど
・ぜよ⇒よ
・(ある)っちゅう⇒(ある)という
主へ 元気しちょるか? わしは今、土佐じゃ。 わしは土佐の刀じゃき、向かうべき場所はここしかなかったんじゃ。 そして、あいつと話をする必要があると思ったんじゃ。 元の主である、坂本龍馬とな。 わしを形作るのは龍馬に対する人々の思いが占める部分が大きい。 限界を越えようとすれば、必ずぶち当たる壁っちゅうことじゃ。 まあ、うまいことやってくるぜよ。 |
・わし⇒俺
・じゃ⇒だ
・じゃき⇒だから(じゃ+き⇒だ+から)
・ぜよ⇒よ
・(壁)っちゅう⇒(壁)という
主へ 龍馬と、話をしてきたぜよ。 向こうは、呑み屋で出くわした通りすがりの酔漢としか思うちょらん じゃろうけどな。 結局のところ、新しい道具も、古い道具も、使い方次第じゃ。 新しいからといって万能ではないやき、龍馬はこの後、銃で身を守れず死ぬる。 じゃが、新しいものがあることを知らず、 古いものだけを使い続ければそれは選択肢を狭めるだけじゃ。 わしは、次の時代を見据えつつ、そのために戦う刀になるぜよ。 見違えていききたわしを楽しみにしとおせ。 |
・思うちょらん⇒思っていない
・じゃ⇒だ
・やき⇒だから(や+き⇒だ+から) ※文脈的には「がやき(=のだから)」または「き(=から)」?
・死ぬる⇒死ぬ
・わし⇒俺
・しとおせ⇒してくれ
・酔漢⇒酔っぱらい
・いききた⇒※よさこい龍馬や土佐弁sweet文章変換で「帰ってきた」を変換すると「いききた」になるので、文脈的にも「帰ってきた」になるのかも?
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