審神者に対する人称は土佐弁変換考察・2にも簡単にまとめましたが、今回は特に創作向けに分類してみようと思います。

おんし 男審神者・女審神者・動物審神者・無機物審神者などオールマイティに使用可能。
審神者との心の距離が縮まり、主として信頼し活躍を期待するようになった場合などにも。
おまさん おもに子供審神者や女性審神者、高齢者審神者向け。可愛らしい小動物系審神者などにも。
初対面〜まだ互いに遠慮がある間の呼称としても。
おんしゃ
おんしゃあ
あぐらをかいて酒をかっ喰らいながら大笑するような、おおらかでざっくばらんな気性/間柄の審神者向け。
何らかの理由で不審や警戒心を持たれている場合などにも。
おまん 審神者以外の人物への呼び方
三人称での呼び方

実際の土佐弁とは使われ方が少し違いますが、ゲーム中のせりふは誰にもわかりやすいようカスタマイズされているということなので、主なところはゲーム内のセリフから考察し、データ的に足りないところはドラマなどのカスタマイズ土佐弁を参照しました。

■ おんし
極前・後問わずよく使われている二人称なので、オールマイティとしました。
審神者就任三周年以降からこの人称に変わっていること、特に極後に多用されていることから、出会ったばかりのころは「おまさん」または「おんしゃ/おんしゃあ」と呼び、信頼関係を結んでから「おんし」呼びに変えるのも、絆の深まりが感じられていいかもです。

■ おまさん
審神者就任一周年および二周年で極前・後問わず使われている二人称。
語感が優しく、意味も「あなた」「お前さん」と柔らかいので、庇護されている/陸奥守が庇護したいと思っている審神者向けとしてみました。
また、現時点では審神者就任一周年および二周年でのみ使われていることから、審神者のことを駆け出しのひよっことして見守っている時期の人称として「おまさん」を使い、のちに頼れる主に成長したのを見届けてから「おんし」に変えるのも面白いと思います。

■ おんしゃ/おんしゃあ
「貴様」「てめぇ」という意味を持つ二人称。
乱暴な、あるいはとてもラフな言い回しなので、そう呼びかけたくなるようなおおざっぱな気性の審神者や、陸奥守と「おんしゃ」「テメェ」と呼び合えるような仲の審神者向けかなと思いました。
ゲーム中では馬小屋の馬や敵に向けても使われている二人称なので、主というより戦友として頼りにされていたり、あるいは審神者自身が誰にも言えない秘密を持っていたり不審な行動を繰り返したりしていて、陸奥守から警戒されている場合などにも向いているかもしれません。

■ おまん
「おんし」よりもう少し柔らかい言い方。
おもに審神者以外の人物への呼びかけで使われています。


それぞれの硬軟をざっくり分けるとこんな感じになるでしょうか。

軟らかい←――おまさん――おまん――おんし――おんしゃ/おんしゃあ―→荒い