夜明け〜時間の中で〜

自陣陸奥守吉行さん考察用。考察用なので全編ネタバレ(完バレ)&萌え要素皆無注意
土佐弁勉強継続中
本編に出てこない裏設定は無効派
タイトルは「維新の嵐」EDテーマ曲より

カテゴリ: 刀剣乱舞

ゲームの陸奥守さんのせりふから、土佐弁になっているところを色で抜き出してみました。
ピンクの部分が土佐弁(もしくは標準語以外)に変換されているところです。
※審神者就任記念・○周年記念・極等のネタバレ台詞があります。ご注意下さい


■ 刀帳
わしは陸奥守吉行じゃ
そうそう、坂本龍馬の佩刀として知られちゅうね。
土佐じゃー名刀として評判やった やけど、龍馬の時代じゃ、もう刀は時代遅れじゃった
けんど、それが世界というもんぜよ

■ 刀帳/極
陸奥守吉行じゃ
土佐まで行って、新しい時代について考えてきた。
刀の時代はもうとうの昔に終わってしもうた けんどわしは次の時代の夜明けのために戦うぜよ

■ ログイン・読み込み開始
刀剣乱舞じゃ

■ ログイン・読み込み完了
刀剣乱舞、始まるぜよ

■ ゲームスタート
さあ、世界を掴むぜよ

■ 刀剣入手
わしは陸奥守吉行じゃ
せっかくこがなところに来た やき、世界を掴むぜよ

■ 特
がははは! ちっくとばかし強くなってしもうた のう

■ 本丸
時代は拳銃ぜよ
やっとうなんて、時代遅れじゃ

おんしゃは、目標はあるがか

新撰組の刀とは喧嘩になりそうぜよ
あいつら、時代の流れについていけかった のう

■ 本丸/極
新しいことには、どんどん挑戦するもんぜよ

目標はでっかい方がいいぜよ
世界とかなあ!

いつかは、この銃も時代遅れになるじゃろう
その先を見据えるのが肝要ぜよ

■ 本丸・放置
なーんもすることがないっちゅうのは、もったいないのう……

■ 本丸・放置/極
今後に備えて、そろばんでもはじいちょくのう

■ 鍛刀
新入りは、どがなじゃろうなあ

■ 刀装・作成
どうじゃわしの斬新な作品は!

■ 刀装・装備
新しい装備はわくわくするのう

わしにゃあ、この銃があったら十分じゃ

大砲とか、装備出来のう

■ 刀装・装備/極
銃よりも、もっと新しい装備が欲しいのう

軍艦とか、装備できのう

■ 連結
なかなかええ のう

■ 戦績
これがおんしの戦績な

■ 戦績/極
おんし、これからどうするつもりな

■ 万屋
商談なら、わしに任せちょ

■ 万屋/極
商談は、足元見られたら終わりぜよ

■ 任務・達成
せっかくやった やき、放っちょいたいかん ぜよ

■ 編成・隊長任命
わしが長か!?
おんしゃあ、わかっちょる のう

■ 編成・隊長任命/極
わしが、新しい時代へ連れて行っちゃる

■ 編成・隊員任命
まっはっはっは、任せちょけ

■ 合戦場選択
戦なあ……必要なら、仕方ないがのう

■ 合戦場選択/極
これも、世界を掴むためじゃ
腹ぁくくるぜよ

■ 開戦
そら、戦の始まりじゃ!

■ 索敵
囲まれたら終わりじゃ、気をつけい!

■ 索敵/極
こっからうまいこと攻めたいところじゃ のう……

■ 攻撃
銃は剣より強し、じゃ

よう狙って、ばん!

■ 会心の一撃
勝てばええじゃ、勝てばなあ!

■ 会心の一撃/極
勝てるんなら、わしは何でも使うぞ

■ ボスマス
やな空気やにゃ
死と、血の匂いしかせん

■ ボスマス/極
やな空気やにゃ
こりゃ、明日を台無しにする死の匂いぜよ

■ 軽傷
ほたえなや

なんちゃあない

■ 中傷以上
のうが悪い ぜよ

■ 中傷以上/極
死ぬるかと思うた ぜよ

■ 真剣必殺
ええい、わしに抜かせたな!

■ 真剣必殺/極
わしが抜いた以上、おんしゃあ 終い じゃあ!

■ 一騎打ち
さあ、早撃ち勝負じゃ
っへ、なんてなあ!

■ 一騎打ち/極
まっはっはっは、一対一でこそ拳銃の出番じゃ

■ 誉
戦で褒められても、微妙じゃな……

■ 誉/極
まあ、拳銃のおかげじゃなあ

■ 資源マス
うほほ、臨時収入じゃ

■ 本丸・軽傷以上
えっへへへ、もともとボロ衣装やき、大差ないぜよ

■ 手入れ・軽傷
ちっくと席を外すぜよ

■ 手入れ・軽傷/極
なんちゃあじゃない、心配いら ぜよ

■ 手入れ・中傷以上
ちっ……くと のうが悪い 、休ませとおせ

■ 手入れ・中傷以上/極
ほたえゆう場合ないな……休ませとおせ

■ 演練開始
日々戦術研究が必要やき、実験台になっとおせ

■ 遠征出発・隊長
まっはっは、調達じゃ
任せちょけ

■ 遠征帰還・隊長
ようまとめて来たぜよ

■ 遠征帰還出迎え・近侍
おうおう、遠征部隊が、遠征部隊がもんでちゅう

■ 馬当番・開始
がははは、刀が馬当番!
まっこと斬新ぜよ!

■ 馬当番・開始/極
これからの時代、刀が刀らしくしよっても、時代遅れじゃき

■ 馬当番・終了
いやはや、笑うた笑うた!

■ 馬当番・終了/極
馬の役割が変わる日も、そのうち来るのう……

■ 畑当番・開始
そうそう、刀が農具の代わりをしたらいかんという法はないきに

■ 畑当番・開始/極
刀が廃れて、農具のほうが役立つ時代はすぐそこぜよ

■ 畑当番・終了
ふうー、まっこと充実した時間をすごしたぜよ

■ 手合せ・開始
今更やっとうの稽古をしても仕方ないか?

■ 手合せ・開始/極
どうれ、運動不足の解消じゃ

■ 手合せ・終了
いや参った、降参じゃ

■ 手合せ・終了/極
わしやっとう苦手じゃと、言った覚えはないぜよ

■ 手合せ開始・長曽根虎徹
ああ、構ま ぜよ

■ 手合せ終了・長曽根虎徹
さて、どうかのう
心中を察したい やったら、言葉を交わしたほうがええと思うけんど

■ 手合せ開始・和泉守兼定
えっ!?わしゃ、そんなふうに思われちょった か?

■ 手合せ終了・和泉守兼定
銃を使え状況やったら、普通に剣術使うに決まっちゅう やんか

■ 手合せ開始・堀川国広
おお、こっちこそよろしく頼むぜよ

■ 手合せ終了・堀川国広
しょうこわいちや、なんか冷静に分析されゆう……!

■ 手合せ開始・大和守安定
むっ?その構えは……?

■ 手合せ終了・大和守安定
いやぁ楽しかった、たまにはこういうのもええ のう

■ 手合せ開始・加州清光
がはは、お手柔らかに頼むぜよ

■ 手合せ終了・加州清光
いやいや、元の主の遺恨は関係ない

■ 回想・長曽根虎徹
やめちょき、やめちょき
ほがなことをしたなんちゃー変わりゃーせん ちや

おまんの言うちょるのはただの感傷じゃ

おまんの元主は、銃に撃たれてここに来れかった。
時代は、刀から銃に移っとったじゃ

■ 刀剣乱舞一周年
なんじゃなんじゃわしらが一周年?
あっという間じゃのう

■ 刀剣乱舞二周年
そうか。わしらは今日で二周年か。
じゃが、まだまだここで立ち止まっちゃおれん のう

■ 審神者就任一周年
がはははは! おまさんもこれで一周年じゃ
いつまでも新人顔はできん のう

■ 審神者就任一周年/極
がはははは! おまさんもこれで一周年じゃ
これからもわしらを頼むぜよ

■ 審神者就任二周年
おお……おまさん、今日で就任二周年か。
がんばってきたのう

■ 審神者就任二周年/極
おまさんは今日で就任二周年じゃ
わしらを支えるでっかい柱になったのう

■ 審神者就任三周年
がははは! おんしもこれで就任三周年じゃ
もうすっかり玄人じゃ のう

■ 審神者就任三周年/極
がははは! おんしもこれで就任三周年じゃ
わしらをこれからも支えてくれ

■ 新年の挨拶
あけましておめでとう!
先にどんちゃんはじめちゅう ぜよ

■ 極修行
今日はな、大事な話があるんじゃ

■ 極修行・近侍見送り
がははは! あいつ、どんな服を着てくる やろな!

■ 極修行・近侍見送り/極
心配不要じゃ
男にゃ、変わらといか時があるきに

■ 極修行・帰還
なーに、わしおんしの本気に応えようとしたまでじゃ
一緒に世界、掴むぜよ

■ 一口団子
疲れちゅう時には、この甘さがたまら のう

■ 一口団子/極
おお、気がきいちょる

■ 豆まき
鬼は外! 福は内!
福とは、臨時収入かのう

■ 長期留守
おお!帰ってきちょったか!
なんぞあったかと思うた ぜよ
まあ、いくさばっかりと気が滅入るのもわかる。
気分転換も必要じゃ

■ 長期留守/極
留守の間、でっかいことを成し遂げてきたんじゃろ?
ほんなら、それでええ

■ 刀剣破壊
なんあ……わしはここで終わりか……
新しい時代、見たかったのう……

■ 刀剣破壊/極
残念ながら、わしは先に脱落ぜよ……
主よ、おんしは、わしの見られかった明日を……絶対に……


———『刀剣乱舞-ONLINE-』より引用
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はじめて土佐弁に自力変換する時・とても長いせりふを変換する時・自力変換したけど合ってるかどうか不安な時・とにかく時間がない時などは、土佐弁変換サイトさんを併用するととても便利です。
サイトさんによって訳に個性がありますので、フィーリングに合う文章を探す時のご参考にどうぞ〜
恋する方言変換さんは、「偉い」「美しい」などの形容詞+「よ」の語尾にすると「ぜよ」に変換してくれるようです。
極手紙の変換例はこちらへどうぞ⇒土佐弁変換サイトいろいろ2 ※極手紙のネタバレがあります。ご注意ください

例文1
わしは陸奥守吉行じゃ
そうそう、坂本龍馬の佩刀として知られちゅうね
土佐じゃー名刀として評判やったがやけど、龍馬の時代じゃ、もう刀は時代遅れじゃった
けんど、それが世界というもんぜよ
———『刀剣乱舞-ONLINE-』より引用
例文2
大政奉還はわしの夢でした。
戦をせんと、世の中を変える大仕事じゃ。
確かに、大政奉還はなったがじゃき。
けんど、それだけでは人々の暮らしは変わらん。
これからじゃ……全てはこれからながじゃき!
———龍馬伝『大政奉還』より引用

これらを標準語訳した下記の文を、各土佐弁変換サイトで変換してみました。

例文1

俺は陸奥守吉行だ
そうそう、坂本龍馬の佩刀として知られているね
土佐じゃー名刀として評判だったんだけど、龍馬の時代じゃ、もう刀は時代遅れだった
けれど、それが世界というもんだよ

例文2

大政奉還は俺の夢でした。
戦をしないで、世の中を変える大仕事だ。
確かに、大政奉還はなったんだから。
でも、それだけでは人々の暮らしは変わらない。
これからだ……全てはこれからなのだから!


おまけとして、変換が難しそうな例文も入れてみました。
例文3

そうじゃなくて、言わなくていい

例文4

ずっとこうしていたい



恋する方言変換

恋する方言変換

例文1
わしゃ陸奥守吉行や
そうそう、坂本龍馬の佩刀として知られちゅーね
土佐じゃー名刀として評判やったんだけんど、龍馬の時代じゃ、もう刀は時代遅れやった
けんど、それが世界というもんだぜよ

例文2
大政奉還はわしの夢やった。
戦をせんで、世の中を変える大仕事や。
確かに、大政奉還はなったんやき。
やけんど、それだけでは人々の暮らしは変わらん。
これからだ……全てはこれからなのやき!

例文3
そうじゃのうて、言わいでええ

例文4
ずっとこうしちょりたい


四国のコトバ

四国のコトバ(四国の方言変換)

例文1
おらは陸奥守吉行だ
そうそのかあう、坂本龍馬の佩刀として知られちゅうね
土佐じゃー名刀として評判じゃったがやけど、龍馬の時代じゃ、はや刀は時代遅れじゃった
けれど、それが世界というもんちゃ

例文2
大政奉還はおらの夢でやっちゅう。
戦をしやせんで、世の中を変える大仕事ちや。
確かに、大政奉還はなったがやき。
けんど、それだけじゃー人々の暮らしは変わらん。
これからだ……全てはこれからながやき!

例文3
そうじゃなうて、言わなうていい

例文4
ずっとこうしちょったい


土佐弁 sweet文章変換

土佐弁 sweet文章変換

例文1
おらは陸奥守吉行だ
そうそう、坂本龍馬の佩刀として知られちゅうね
土佐じゃー名刀として評判じゃったがやけど、龍馬の時代じゃ、はや刀は時代遅れじゃった
けれど、それが世界というもちや

例文2
大政奉還はおらの夢やった。
戦をしやーせき、世の中を変える大仕事だ。
確かに、大政奉還はなったがやき。
でも、そればあじゃー人々の暮らしは変わらん。
これからだ……全てはこれからながやき!

例文3
そうじゃのうて、言わのうていい

例文4
ずっとこうしよったい

土佐弁ドラゴン

土佐弁ドラゴン/土佐市

例文1
おらは陸奥守吉行だ
そうそう、坂本龍馬の佩刀として知られちょるね
土佐じゃー名刀として評判じゃったがじゃけんど、龍馬の時代じゃ、はや刀は時代遅れじゃった
けれど、それが世界というもちや

例文2
大政奉還はおらの夢じゃった。
戦をせき、世の中を変える大仕事だ。
確かに、大政奉還はなったがやき。
けんど、そればあじゃー人々の暮らしは変わらんよ。
これからだ……全てはこれからながやきやき!

例文3
そうじゃのうて、言わのうていい

例文4
ずっとこうしとったい

よさこい龍馬

土佐弁コンバータ「よさこい龍馬」

例文1
おらは陸奥守吉行だ
そうそう、坂本龍馬の佩刀として知られちゅうね
土佐じゃー名刀として評判じゃったがやけど、龍馬の時代じゃ、はや刀は時代遅れじゃった
けれど、それが世界というもちや

例文2
大政奉還はおらの夢やった。
戦をしやーせき、世の中を変える大仕事だ。
確かに、大政奉還はなったがやき。
でも、そればあじゃー人々の暮らしは変わらん。
これからだ……全てはこれからながやき!

例文3
そうじゃのうて、言わのうていい

例文4
ずっとこうしよったい

もんじろう

もんじろう 言葉・方言変換サイト(龍馬語変換)

例文1
あしは陸奥守吉行だ
そうそう、坂本龍馬の佩刀として知られているね
土佐じゃー名刀として評判だったんやけど、龍馬の時代じゃ、はや刀は時代遅れだった
へんど、それが世界というもんだよ

例文2
大政奉還はあしの夢でした。
戦をしないで、世の中を変える大仕事だ。
確かに、大政奉還はなったんだから。
でも、それだけじゃー人々の暮らしは変わらない。
これからだ……全てはこれからなのだから!

例文3
そうじゃなくて、言わなくていい

例文4
ずっとこうしていたい
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刀剣乱舞やサムライせんせい(ドラマ版)など土佐弁での創作用に、とりあえずこれだけ押さえておけば土佐弁っぽく見えるんじゃないかな? テンプレを作ってみました。
あくまで創作用に簡易にしたものなので、これが正式というわけではありませんのでご注意くださいm(_ _)m


* 創作の補助用にまとめた土佐弁辞書から使用頻度の高そうなものを抜き出しました
はよく使われるもの、は陸奥守さんがゲーム中で使っていたものです
* さらに簡素な早見表を作ってみました⇒土佐弁ひとことせりふ変換早見表
* とにかく手早く変換したい時には⇒土佐弁変換サイトいろいろ
* 極手紙を各土佐弁変換サイトで変換してみました⇒土佐弁変換サイトいろいろ2
* 変換&コンバータ使用法についての考察は⇒個人的土佐弁自力変換法+コンバータ
* 陸奥守さんから審神者への呼び方一例(極台詞含む)⇒陸奥守→審神者の呼び方考察
* ゲーム中の陸奥守さん台詞まとめ(極台詞含む)⇒土佐弁変換考察・1
* 具体的にどこまで土佐弁にすればいいか考察してみました⇒土佐弁変換考察・2
* この記事は土佐弁陸奥守先生の土佐弁講座で勉強させて頂いたことや、先生に土佐弁変換して頂いた自作小説などをもとに作成いたしました。先生いつも本当にありがとうございます!
土佐弁陸奥守先生ツイッターアカウント
今日から使おう土佐弁講座まとめ
土佐弁陸奥守先生講座まとめ
土佐弁陸奥先生講座まとめ2
土佐弁陸奥守先生講座総集編


人称代名詞一覧

わし
あなた/お前さん おまさん
おまん
あんた(対年下、目下) おんし/おまん
お前 おんし/おんしゃ/おんしゃあ
貴様/てめぇ おんしゃ/おんしゃあ
〜ら/〜達、などの複数形 〜ら/〜らぁ
※おんしよりおまんの方が柔らかい言い方

語尾

〜だ 〜じゃ
〜ぜ、〜ぞ、〜だぜ、〜だ、〜よ、等 〜ぜよ
〜なあ 〜のう
〜よ(「〜だってば」的強調) 〜ちや
(〜しない)か/(〜しない)かい (〜せん)かえ
〜から 〜き
〜してね/〜してください 〜しとおせ
〜しろ 〜せえ
〜だから 〜やき
〜だろう 〜ろう/〜じゃろう
〜なんだ 〜ながじゃ
〜のか 〜がか

言い換え

○○しない/○○(し)ない ○○せん
いい(良い) ええ/えい
けれど/けれども/〜けれどね けんど
こんな/あんな/そんな/どんな こがな/あがな/ほがな/どがな
これほど/あれほど/それほど/どれほど こればあ/あればあ/そればあ/どればあ
こんなに/あんなに/そんなに/どんなに こがぁに/あがぁに/そがぁに/どがぁに
これくらい/あれくらい/それくらい/どれくらい こればあ/あればあ/そればあ/どれぱあ
すごく/本当に まっこと
そしたら ほいたら
それだから ほうやき
それだったら ほれやったら
だから、〜/(〜)だから やき
何もない/何でもない なんちゃあない
(例:どうして) (例:どういて)
(例:そうだ) じゃ(例:そうじゃ)/や(例:そうや)
のorん(例:そうなのだ/そうなんだ) (例:そうながじゃ)

進行形

〜(し)ていた(※過去形) 〜(し)よった
〜(し)ていた(※過去完了形) 〜(し)ちょった
〜(し)ている(※現在進行形) 〜(し)ゆう
〜(し)ている(※現在完了形) 〜(し)ちゅう/〜(し)ちょる
〜(し)ていない 〜(し)ちゃあせん
〜(し)ておく 〜(し)ちょく
〜(し)ておけ 〜(し)ちょき



この表を見ながら、下記のせりふを土佐弁ぽく変えてみたいと思います。

「俺は坂本龍馬、熱い魂でロックを愛する男だ。ギターの腕は熱情でカバーしているぜ! 君たち、俺の歌を聞いてくれないかなあ。ロックはいいぞ!」


1. 人称を変える

まずは人称を「俺→わし」「君→おまん」に変えてみます。



は坂本龍馬、熱い魂でロックを愛する男だ。ギターの腕は熱情でカバーしているぜ! たち、の歌を聞いてくれないかなあ。ロックはいいぞ!

                   

わしは坂本龍馬、熱い魂でロックを愛する男だ。ギターの腕は熱情でカバーしているぜ! おまんたち、わしの歌を聞いてくれないかなあ。ロックはいいぞ!」



なんとなく雰囲気は出ましたが、まだ大分足りません。
そこで……、

2. 語尾を変える

人称とともに語尾も変えると、さらに土佐弁っぽくなります。
特に、今回例に上げる「だ→じゃ」「〜だ、〜よ、〜ぜ、〜ぞ、etc→ぜよ」は使い勝手が良く、語尾をこの2つのどれかに変えるだけで、土佐弁ぽさを演出することが出来ます。



「わしは坂本龍馬、熱い魂でロックを愛する男。ギターの腕は熱情でカバーしている! おまんたち、わしの歌を聞いてくれないかなあ。ロックはいい!」

                   

「わしは坂本龍馬、熱い魂でロックを愛する男じゃ。ギターの腕は熱情でカバーしているぜよ! おまんたち、わしの歌を聞いてくれないかなあ。ロックはいいぜよ!」



「ぜよ」は汎用性がありますが、あまり使いすぎてもくどくなるので、個人的にはちょっとかっこつけて言いたい時や「日本を洗濯するぜよ!」など宣言ぽく強調したい時に「ぜよ」にしています。

さて、さらに語尾を「〜なあ→〜のう」にすると、もっとそれっぽくなってきます。



「わしは坂本龍馬、熱い魂でロックを愛する男じゃ。ギターの腕は熱情でカバーしているぜよ! おまんたち、わしの歌を聞いてくれないかなあ。ロックはいいぜよ!」

                   

「わしは坂本龍馬、熱い魂でロックを愛する男じゃ。ギターの腕は熱情でカバーしているぜよ! おまんたち、わしの歌を聞いてくれないかのう。ロックはいいぜよ!」


3. 細部のパーツを言い換える

語尾を変えてそれっぽくなってきたところで、今度は細部パーツの言い換えをしてみます。
これにはいくつか種類がありますが、中でも一番使うのが「〜しない」を「〜せん」に、「いい」を「えい」or「ええ」に変えるもの。
「〜しない→〜せん」は、「言わない」を「言わん」とか、「心配しないで」を「心配せんで」とかいう感じです。

これに従って、まずは文中の「聞いてくれないか」を「聞いてくれんか」に変えてみます。



「わしは坂本龍馬、熱い魂でロックを愛する男じゃ。ギターの腕は熱情でカバーしているぜよ! おまんたち、わしの歌を聞いてくれないかのう。ロックはいいぜよ!」

                   

「わしは坂本龍馬、熱い魂でロックを愛する男じゃ。ギターの腕は熱情でカバーしているぜよ! おまんたち、わしの歌を聞いてくれかのう。ロックはいいぜよ!」



同じように「おまんたち」を「おまんら」に、「ロックはいいぜよ!」を「ロックはえいぜよ!」または「ロックはええぜよ!」に変えます。



「わしは坂本龍馬、熱い魂でロックを愛する男じゃ。ギターの腕は熱情でカバーしているぜよ! おまんたち、わしの歌を聞いてくれないかのう。ロックはいいぜよ!」

                   

「わしは坂本龍馬、熱い魂でロックを愛する男じゃ。ギターの腕は熱情でカバーしているぜよ! おまん、わしの歌を聞いてくれんかのう。ロックはええぜよ!」


4. 進行形を変える

意外に大事なのがこの進行形。
ある意味「ぜよ」や「〜せん」に並ぶ要といえるかもしれません。
とうわけで、文中に「〜している」があるので、早速これを「〜しゆう」に変えてみます。



「わしは坂本龍馬、熱い魂でロックを愛する男じゃ。ギターの腕は熱情でカバーしているぜよ! おまんら、わしの歌を聞いてくれんかのう。ロックはええぜよ!」

                   

「わしは坂本龍馬、熱い魂でロックを愛する男じゃ。ギターの腕は熱情でカバーしゆうぜよ! おまんら、わしの歌を聞いてくれんかのう。ロックはええぜよ!」



ここで最初の文と比べてみると……、



「俺は坂本龍馬、熱い魂でロックを愛する男だ。ギターの腕は熱情でカバーしているぜ! 君たち、俺の歌を聞いてくれないかなあ。ロックはいいぞ!」

                   

「わしは坂本龍馬、熱い魂でロックを愛する男じゃ。ギターの腕は熱情でカバーしゆうぜよ! おまんら、わしの歌を聞いてくれんかのう。ロックはええぜよ!」



ここまでの変換で、幕末Rockの坂本龍馬のせりふを書くことが出来ました。


今度は、土佐弁が実際に使われている作品から色々なせりふを引用しつつ、変換してみたいと思います。


例1:『龍馬伝』

まずは簡単な例からいってみます。
武市半平太「おまん、わしを止めるために勤王党に入ったろう」

———NHK大河ドラマ『龍馬伝』第12回 暗殺指令より引用
このせりふを標準語に訳すと、



「お前、俺を止めるために勤王党に入っただろう」



これをもう一度土佐弁に直してみます。

まずは1.に従って「お前」を「おんし」に、「俺」を「わし」にしてみます。
……と、普通ならこれで良い筈ですが、例文は「おんし」ではなく、相手により近しく親しみのある「おまん」になっています。
このせりふは武市半平太が、幼なじみであり無二の友でもある坂本龍馬に対して言ったものなので、その親しさからより柔らかい「おまん」呼称になっているのかもしれません。



おまんわしを止めるために勤王党に入っただろう」



次に、2.に従って語尾の「だろう」を「ろう」に変えます。



「おまん、わしを止めるために勤王党に入ったろう



これで完成です。


例2:金曜ナイトドラマ『サムライせんせい』

今度はもう少し長いせりふを標準語から土佐弁に変えてみます。



「金が悪だとは言わない。ただ、権力の源になっている金が、志のない輩どもに握られている」



この例文には「わし」などの人称も「〜じゃ」「〜よ」などの語尾もないので、3.の言い換えを使って「〜しない」を「〜せん」に、「(悪)だ」を「(悪)じゃ/や」に置き換えてみます。



「金が悪じゃ(や)とは言わ。ただ、権力の源になっている金が、志のない輩どもに握られている」



次に、4.進行形を変える に従って、文中に二箇所ある進行形「〜(し)ている」を「〜(し)ちゅう/〜(し)ちょる 」に変えます。
ただ、両方「(し)ちゅう」だとちょっとくどいので、二番目を「〜(し)ちょる」にすると……、



「金が悪じゃ(や)とは言わん。ただ、権力の源になっちゅう金が、志のない輩どもに握られちょる



ここで元のドラマのせりふを見てみると……、
坂本龍馬「金が悪やとは言わん。ただ、権力の源になっちゅう金が、志のない輩どもに握られちょる」

———金曜ナイトドラマ『サムライせんせい』第8回より引用
長いせりふもかんたんに土佐弁にすることが出来ました。


例3:刀剣乱舞-ONLINE-

次のステップとして、短いけれど変える箇所の多いせりふを上げてみます。



「せっかくやったんだから、放っておいたらいけないよ」



この例文には人称がないので、2.の語尾変えからいってみます。
上の表を見ながら、「〜だから」を「〜やき」に、「〜よ」を「〜ぜよ」に変えます。



「せっかくやったんやき、放っておいたらいけないぜよ



次に、3.言い換え に従って、置き換えられる言葉を探してみます。
これも上の表を見ながら、「せっかくやったんやき」の「ん」を「が」に、「いけない」を「いかん」に変えます。
この「が」に変えられる「の/ん」の探し方ですが、正式には分からないのですがとりあえず自分流のやり方として、「の」にも出来る「ん」、または「ん」にも出来る「の」なら「が」に変えられるんじゃないかと思っています。
この例文では、「せっかくやっただから」の「」は「せっかくやっただから」と「」にすることも出来るので、これは「が」に変えられるかな、と判断しました。



「せっかくやったやき、放っておいたらいかんぜよ」



最後に、4.進行形を変える に従って、文中の進行形を変えてみます。
見てみると「放っておいた」と進行形があるので、上の表の「〜(し)ておく」⇒「〜(し)ちょく」を参考に「「放っちょいた」に変えます。



「せっかくやったがやき、放っちょいたらいかんぜよ」



元のせりふはこちら。
陸奥守吉行「せっかくやったがやき、放っちょいたらいかんぜよ」

———『刀剣乱舞-ONLINE-』より引用
少し応用がありましたが、これも手順を踏むことで土佐弁にすることが出来ました。


例4:刀剣乱舞-ONLINE-

最後に、次のせりふを1.〜4.まで全部使って変えてみます。



「あんたの言っているのはただの感傷だ。あんたの元主は、銃に撃たれてここに来れなかった」



まずは1.に従って、人称の「あんた」を「おまん」に変えます。



おまんの言っているのはただの感傷だ。おまんの元主は、銃に撃たれてここに来れなかった」



次に、2.に従って語尾の「だ」を「じゃ」にします。



「おまんの言っているのはただの感傷じゃ。おまんの元主は、銃に撃たれてここに来れなかった」



さらに3.に従い、「来れなかった」を「来れんかった」に言い換えます。
「来れな(い)」+「かった」⇒「来れん」+「かった」です。



「おまんの言っているのはただの感傷じゃ。おまんの元主は、銃に撃たれてここに来れかった」



最後に4.に従い、進行形を変えます。
「言っている」は「言う」+「(し)ている」なので、これを「言う」+「(し)ちょる」=「言うちょる」にします。



「おまんの言うちょるのはただの感傷じゃ。おまんの元主は、銃に撃たれてここに来れんかった」



元のせりふはこちらです。
陸奥守吉行「おまんの言うちょるのはただの感傷じゃ。おまんの元主は、銃に撃たれてここに来れんかった」

——————『刀剣乱舞-ONLINE-』より引用
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公式の設定資料集が手元に届く前にひとつ。

通常&負傷時戦闘絵のむっちゃんを見ると、刀を持つ右手を体に引き寄せ、その上に銃を持つ左腕を交差させてます。
刀の構え1
———『刀剣乱舞−ONLINE−』より引用
真剣必殺の方は交差こそしていないものの、銃を持つ左腕だけを敵に向けて突き出し、刀を持つ右手はやはり体のすぐ側に引き寄せています。
刀の構え2
———『刀剣乱舞−ONLINE−』より引用
つまり彼は戦闘中は常に———真剣必殺の時でさえも———刀を身体のすぐ脇に寄せているのです。
少なくとも、今現在実装されている絵を見る限りでは。

最初は二刀流の構えかと思ったのだけれど、それならこんなふうに身体の側面ではなく、すぐに相手に振り抜ける前面での構えになるんじゃないかな、と(勿論、剣道も剣術も全く詳しくないので断言は出来ませんが)。
あるいは殺陣だとこういう構えになることもあるようですが、いずれにせよこういう構えになるのは

1. 振りぬくための前準備
2. 一方の手に持った武器を大きく動かすために、反対側の手に持った武器を身体の側に寄せて邪魔にならないようにしている
3. 防御の構え

のうちのどれかをするためっぽいです。

そこで改めて戦闘絵や真剣必殺絵を見ると、むっちゃんは刀を動かしてる(=使っている)様子が見えないので、どうも1番の理由ではないようです。
となると、2.の理由で銃を自在に撃つために刀を一時的に身体の側に寄せているのかな、とも考えられるんですが……、しかし先に書いた通り、むっちゃんに刀を使っている様子が———少なくとも絵で見る限りでは———伺えない、すなわち「一時的に」寄せているのではなく、「ずっと」寄せっぱなしっぽいので、これもどうやら違うようです。

そうなると、残るのは……。


ぱっと見で分かる通り、むっちゃんは龍馬さんの思考や口調、しぐさや性癖などをほぼ丸ごとコピーしています。
刀剣世界での龍馬さんがどういう容姿をしていたのか。公式で公表されない限りそれを知る術はありませんがしかし、もしかしたらむっちゃんは、彼の髪のクセから流し方、果ては容姿までも、出来るだけ忠実に再現しているのかもしれません。
体型から体格から容貌までを丸ごと全てを自分の容姿の上に乗せ、出来るだけ”彼”に近くなるように、と。

豪放磊落な普段の立ち絵には、そんなふうに龍馬さんライズされたむっちゃんが。
そして通常戦闘→負傷→真剣必殺と状況が悪化していくにつれ鋭くなっていく容貌と視線には、装う余裕をなくしたむっちゃんの本来の姿が表されているのかもしれません。

そしてもしこの推測が合っていたとしたなら、むっちゃんが抜身の刀で———決して振ることのない刀で何を守りたかったのか、守ろうとしているのか、見えてくるような気がします。

龍馬さんを映した肉体に自身の魂が宿る刀を寄り添わせ、そうして彼を護る盾となり刃となることで、今度こそ誰にも、一筋の傷さえもつけさせまいとしているのではないだろうか、と。
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ネットで確認出来るむっちゃんの公式情報です。

■ 刀剣乱舞-ONLINE- 特設サイト

http://www.dmm.com/netgame/feature/tohken.html

幕末の英雄、坂本龍馬の打刀
打刀 陸奥守吉行[むつのかみよしゆき] CV:濱 健人

時代は拳銃ぜよ。やっとうなんて時代遅れじゃ

坂本竜馬が佩刀していたとされる打刀。
田舎くささは抜け切らないが新しいもの好き。
自身の野心と主への忠誠心、どちらに対しても真っ直ぐ。
———刀剣乱舞-ONLINE- 特設サイト『最初に選べる刀剣は彼ら!』より引用

■ 「刀剣乱舞」原作ツイッター

https://twitter.com/tkrb_ntr/status/535690098772152322/


■ 刀剣乱舞-ONLINE-「初期刀選択」および「刀帳」

http://www.dmm.com/netgame_s/tohken/

打刀 陸奥守吉行[むつのかみよしゆき]

「わしは陸奥守吉行じゃ。そうそう、
 坂本龍馬の佩刀として知られちゅうね。
 土佐じゃー名刀として評判やったがやけど、
 龍馬の時代じゃ、もう刀は時代遅れじゃった。
 けんど、それが世界というもんぜよ」
———刀剣乱舞-ONLINE-『初期刀選択・刀帳』より引用
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画像の差し替えが入ったと聞いてログインしてみたんですが、肝心の刀装部屋、それも須山浅間神社本殿の神紋を消してつくった画像はそのままなのを見て、刀装部屋の画像が入れ替わるまでプレイしないことにしました。
ゲームのこととはいえ、神紋を消して作った部屋になど畏れ多くて入れません。

いずれにせよ、6-1突破断念したので刀装部屋がクリアになってもこれ以上ゲーム進められないんですが。

……
最後にと思って5-3行ってみたら、見事に刀装吹っ飛びました。
キャラはもちろん全員きれいに手入れしましたが、刀装の在庫はない&刀装部屋に入れないので補充も出来ないので、やはりここで終了。
150711検非違使隊
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公式の設定資料集が発売される前にひとつ。

むっちゃんの眉は存外、細い。
おおよその場合、眉の枝分かれあるいは毛羽立ちは眉毛が太くそして豊かだということを示していて、その人物の男らしさ・豪胆さ、あるいは無骨さや時に浅慮さなどを示す記号となることが多いのに、むっちゃんの眉はその記号に反発するかのようにいっそ優美なほどに細い。……

そのことに気付いてむっちゃんを見ていたら、あの枝分かれした細い眉は龍の角に。
両のハネ髪は龍の耳に。
一房垂れた後ろ髪は、龍のたてがみに。
そして、内番では彼の頭をつつむ巾に・戦闘服では肩にと、彼の上半身の装具のみに描かれている青海波は龍のウロコに見えて来ました。
それから、彼とともに顕現した銃。弾詰まりも不発も暴発も起こさず、彼の意のままに弾が込められ、敵を撃ち倒し、そうして恐らくは、戦いのあとは薬莢も弾もあとかたもなく消えてしまうもの。
龍馬とともに在りたい、せめてその形見を身につけていたい、戦いたくない、でも戦ってそして勝たなくてはならない。そんな彼の望みの全てを叶えるもの———彼にとっての如意宝珠。

長く垂れ下がるふさふさの腰紐は、馬の尻尾。
ももで太く、すねでキュッと細くなるたっつけ袴は、馬の後ろ足。


上半身の龍と、下半身の馬。
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